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『ソ連の戦争犯罪が示す戦勝国史観見直しの必要性』(国際派日本人の情報ファイル)
2017-11-10 | 歴史の書き換え
有馬哲夫・早稲田大学教授がソ連の抑留について興味深い記事を書いていた。(『正論』H29.3)
シベリアに抑留された日本の軍民は、およそ64万人で、
そのうちの約1割が生きて祖国に帰ることができなかった。
だが、ドイツの場合は、約355万人がソ連軍の捕虜になり
そのうちの110万人余りがついに帰らなかった。
その割合の高さは尋常では無い。ソ連による捕虜の虐殺は明らかだ。
その他、戦争中とその後の占領期に
ドイツの200万人以上もの民間人がソ連軍の戦争犯罪によって命を失ったことをドイツの歴史研究は明らかにしている。