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新型コロナウイルスの感染拡大が再び加速している。罰則を伴う厳しい外出制限を課した海外諸国に対し、国民への自粛要請だけで第1波を乗り越えたように見えた日本だが、
感染対策と経済活動再開の両立というジレンマに直面し、寛容な独自モデルは今や崩壊寸前だ。
東京都では7月31日、1日当たりの新規感染者数が初めて400人を超え、大阪府は216人、
愛知県も過去最多の193人と都市部を中心に高水準が続いている。全国では29日以降、3日連続で1000人を超えた。
4月7日に緊急事態宣言を発令した政府は、約7週間後の5月25日に全国的に解除した。
ロックダウン(都市封鎖)など強制的な感染対策を取らず、大規模なPCR検査も実施しなかった日本の感染者数と死者数は欧米に比べ極めて低水準にとどまった。
要因として、国民の衛生意識の高さやクラスター対策の奏功などが挙げられたが、自粛ムードが緩むと、感染者数の増加ペースは勢いを増した。
昭和大学医学部の二木芳人客員教授は、「第1波をもう少しで抑え込めるというときに完全に消し損ねた火種があった。それが夜の街のクラスターだ」と分析。
火種が残る状況で経済活動を優先する政策に転換したため、「アクセルとブレーキの使い方が上手にいかなかった」とみている。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)