20/07/15 17:29:37 u0Pnxu6W0.net
>>157
悪いことでもない
テレビに出てくる学者や教授は一様に「人類史上初の人口減少」とか日本の衰退を予想しています。
日本の人口減少は初めてではないし、人類全体に広げても数え切れないほど起きています。
人口減少の多くはその社会が行き詰まり、大きく変化した時期に起きています。
日本で言えば第二次大戦、明治維新前、戦国時代、鎌倉時代、縄文末期末期にも人口減少がありました。
それぞれの時期は軍国主義、農業国家、封建政治、律令政治、採集生活などの終わりに位置している。
現代と似ているのは江戸末期あたりで、江戸時代は農業で国が成立していたが米生産が頭打ちになり、外国との貿易が始まった。
今までの常識が通用しなくなり、人々の生活が破壊され多くの人は生活できなくなり人口が減少した。
その結果明治維新が起き、人口減少期の後には必ずこういう大変化が起きています。
西洋で最も有名なのが『産業革命』の例で、実は人口減少の結果産業革命が起きています。
イギリスは人口が増えて経済活動が活発だったから産業革命が起きたのだろうと現代人は想像するが事実は正反対でした。
1300年代の欧州は人口は約1.4億人ほどだったがペストで4400万人がなくなり、イギリスは後遺症に苦しんでいました。
このまま欧州は滅びると予想されたが、人口が減ってもお金は減らないので余剰資産が産まれ、空前の好景気になりました。
消費は旺盛なのにペストで生産者が減ってしまい、労働力が足りなくなりました。