20/04/01 01:35:14 R7Si+Vxx0.net
4. 動画撮影中に製品を使用できなくなるまで破壊してください。 のフレーズがあまりにロックすぎて驚いてしまいました。
製品のサポートに破壊を求められる意味
製品の破壊といえば、不買運動などでもイメージが湧く通りあまり気持ちのいいものではありません。
大体、自社の製品の破壊を、当の製品の顧客に行わせ、あまつさえ動画に収録させるなど、ちょっとサイコパスか?と思ってしまいます。
また、今回修理を依頼している G29 はハンドルコントローラーというもので、
めちゃくちゃ丈夫な筐体とどでかいモーター・ギアの塊みたいな製品であり、
これを 使用できなるまで破壊 するというのはどこまでしたらいいのか?というのもかなり疑問でした。
Twitter でみたところ、最近のサポート変更でマウス等も破壊を求められるようです。
最初に述べたとおり、Logicool は最近では高級路線、ゲーミング等の高付加価値路線を目指しているようです。
ユーザー体験という言葉が聞かれるようになって随分たった現在において、Logicool の推し進めるブランディング戦略と、
このサポートの体験は全く逆方向に向いているように思えてなりません。
今回修理を依頼したハンドルコントローラー G29 も標準的に 4 万 ~ 4.5 万円程度の商品であり、
決して安価な消耗品型のデバイスではないかと思います。
また、ペダル以外ほぼ完全に動作する製品を破壊して破棄させるのは、いくら経済的に合理的とはいえ、
環境破壊の観点で見過ごせないものがあります。