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韓国からの観光客79%減 9月の入域観光客数 全体では過去2番目の多さの80万人
2019年10月26日
沖縄県文化観光スポーツ部が25日発表した9月の入域観光客数は前年同月比1・0%(7800人)増の80万9300人だった。
9月として2017年に次いで過去2番目に多い人数だった一方で、韓国客は同79・1%(3万1899人)減の8400人と大幅に落ち込んだ。
韓国3都市から沖縄に週73便運航していた航空路線は9月末時点で週32便まで減少。
10月はさらに25便にまで減る予定で、韓国客は今後も減少が想定される。
日韓関係の悪化が沖縄観光にも影響を及ぼしている事態を受け、玉城デニー知事は25日の定例会見で、今月30、31日にソウルを訪問し、
現地の経済団体や旅行業界、自治体関係者らと観光交流などで意見交換する訪韓日程を発表した。
玉城知事は「政治環境が厳しい中でも、県が独自にできる民間交流などの自治体外交を進め、日韓交流の礎を守る」と述べた。
9月の入域観光客数は国内客が前年同月比3・4%(1万9600人)増の59万600人、外国人客は同5・1%(1万1800人)減の21万8700人だった。
前年は台風被害で関西国際空港が閉鎖する影響などがあり、国内客は反動増の形となった。