19/03/08 08:13:55.69 YbisAe+30.net
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日本に併合される前の朝鮮。ドラマはみーんな嘘
「京城の町なかでさえも、
家という家はみんな額のつかえそうな低い屋根に
泥ぬりの荒壁というありさま。
それに道路がせまい上に、石塊出没して凸凹状をなし、その側の土溝（どぶ） には、たれ流しの糞尿が縦横にあれ、 汚臭紛々として鼻をつき、
息もつけない。
この穢路（わいろ） の奥にあった一軒の日本家が著者の借住居であった。
そこへ統監府から時々書類を持って往復する小使でさえ通るたびに命が縮まると言っていた位だから、その非衛生的穢状が察せられるであろう。
(中略)
そこで、何かの折りに、小松は伊藤博文にそのことを話したが、 「痩せても枯れても此処は王城の地だ。そんな事があるものか」と言って信じなかった。
だが、たまたま小松の家で催された囲碁の会に博文が出席して、 小松の話が嘘ではない事を知り、早速ツルの一声で、 統監官邸のある南山の麓に日系官吏の為に官舎が建てられる事になったという。
また聞くところに依ると、
朝鮮人は皮膚を滑らかにする為、毎朝小便で顔や体を洗い、 歯を丈夫にする為、小便でうがいをする。
銭湯の湯槽は、日本人と朝鮮人とは別々に作られていたが、朝鮮の女が入浴にきた例はないという。
最も驚くべき事は、首都京城に新聞が一つも出ていない事である。前に『漢城旬報』という旬刊紙が出ていたが、 明治十七年十二月、“開国党”の朴泳孝、金玉均らが暴動を起こした時に潰されてしまて、
それからは『朝報』という官報が出ているだけである。 しかもこれは一枚ずつ筆写したもので、そのため韓国の宮廷では数百人の筆耕を雇っていた。
以上は、当時の新聞特派員の通信に出ていたもので、 彼等の観察や報道に間違いがなかったとは言えない。 特に朝鮮人が小便で顔を洗ったりした事について、私が調べたところに依ると、 特に乳児の小便は清潔だというので、色々の事に使ったらしい。 」
『炎は流れる』大宅壮一 著