19/02/21 20:23:18.28 r9RBkbi90.net
続き
結局そいつがカメラ画像から姿勢を検出して自分で機体を誘導する
プログラムを急速組み上げアップロードして本当に姿勢制御が出来るようになった
その後なんとか小惑星にタッチダウンした後もスラスターの燃料漏れが発覚
腐食性のヒドラジン燃料が探査機内部をキレイキレイしてくれてた
はやぶさは姿勢制御不能、通信不能、バッテリーは完全放電という致命傷を負って
完全漂流状態。
さすがにここまで来ると俺もこりゃ失敗だわ、やれる事がないと思った。
とにかく通信をとるには中利得アンテナが地球を向く必要があるんだけど
その制御がそもそも出来ない
漂流開始時点ではアンテナは地球を向いていなかったし
ただ時間とともに自転軸や地球との位置関係が変化するから
交信が可能になる時間がほんの一瞬だけある事が分かった
何週間も待って毎秒八ビットという超低速だけど一瞬だけ通信がとれた!
ただまあ通信とれたけど絶望的な状態が明らかになった。
電源系、姿勢制御系統は壊滅。バッテリーも使えず
太陽電池でいま発電している電力しか利用できない。
太陽陰になったら即シャットアウトするという状況。