【最後まで闘病してほしい】がん患者の自殺は、残された人たちの心を壊すat NEWS
【最後まで闘病してほしい】がん患者の自殺は、残された人たちの心を壊す - 暇つぶし2ch1:名無しさん@涙目です。
18/06/03 20:30:54.14 XwgGWKLA0●.net BE:299336179-PLT(13500)
URLリンク(img.2ch.net)
「きゃー」
ある日の午後、いつも静寂で包まれているホスピスの病室から、二人の叫び声が聞こえました。廊下には明るい日差しが差し込み、いつも通り明るくそして変わらない風景でした。丁度私も病棟にいたので
、直ぐに声の聞こえた病室に駆けつけました。
一目で何が起きているかを理解しました。そして、「ああ、自分もついにこの体験をする日が来たのだ」と悟りました。
その部屋に2週間前から入院していたケンさんは、興奮した口調で、「自分で病気を治すために、自分で腹を切った」と私に告げました。その傍らでは、ケンさんのパートナーのミワさんと、
看護師のオオノさんが、青ざめた顔で立ち尽くしていました。
ケンさんは、いつも通りミワさんが付き添い、昼食後におやつとしてリンゴを食べるために、ナイフで皮むきをしていたのです。その最中に、前触れもなくミワさんとオオノさんの目の前で
、ナイフを自分の肝臓に向けて突き刺したのです。
肝臓には幾つものがんがあり、ケンさんは、そのがんのために残りわずかとなった時間を過ごすためにホスピスに入院していました。
私はどこかで、緩和ケアは自殺したいほどつらい体験をしている患者の心を支え、そして救うことができると思っていました。いや、そう思いたいと心に言い聞かせていました。
しかし、私は初めて診療している患者に自殺されてしまう体験を通じて、自分の力の及ばない限界のようなものを知りました。そして、人の心を支配する、がんの恐ろしさを改めて思い知らされたのです。
人の自殺はどれだけ時間が過ぎても、残された人たちの心を壊し続けます。そして残された人たちは、自殺の事実を受け容れられないまま、逝ってしまった人が存在しない「今」を生き続けます。
ケンさんが、衝動的に自殺したのか、計画的に自殺したのか、今でも謎のままです。私は彼に最後に関わった医師として、自殺を防ぐ方法がなかったのか、今でも彼との対話を思い出し、考え続けています。
私だけでなく、残された人たちそれぞれが、ずっと自殺の謎と向き合い続けるしかないのです。URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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