18/02/03 22:10:32.62 U+Q7O5el0.net
私、奥田も、行動学を専門とする獣医師でありますし、
正の罰の使用には、基本的に反対の立場です。虐待に他ならない。
正の罰は動物に恐怖と苦痛を与え、動物の福祉を侵害します。
正の罰を使った方法は、アルファ理論を端に発していると考えている方も多いでしょう。
犬が家族のなかで優位に立つとことによって、
攻撃行動を起こすと説明されたアルファシンドロームですが、
現在では、否定的な行動学者が大半を占めています。
また、ここ20年くらいで海外から輸入されてきた
陽性強化法に基づくトレーニングが広まるなかで、正の罰を用いた方法は、
否定的な見方をされるようになってきたと思います。