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国政の与野党が対決する構図となった仙台市長選挙は23日、投票が行われ、NHKが投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査によりますと、
いずれも無所属の新人で、民進党県連と社民党が支持する元衆議院議員の郡和子氏と、自民党県連や公明党県本部などが支持する冠婚葬祭会社・社長の菅原裕典氏の2人の争いとなっています。
任期満了に伴う仙台市長選挙には、届け出順に、いずれも無所属の新人で、元衆議院議員の林宙紀氏(39)、元衆議院議員で、民進党県連と社民党が支持する郡和子氏(60)、冠婚葬祭会社・社長で、自民党県連と公明党県本部、日本のこころが支持する菅原裕典氏(57)、
元衆議院議員の大久保三代氏(40)のあわせて4人が立候補しました。
今回の選挙は、自民党と公明党などが支持する菅原氏に対して、民進党と共産党、社民党などは野党共闘で郡氏を支援し、国政の与野党対決の構図となりました。
そして、先の東京都議会議員選挙で自民党が大敗したあと初めて行われる政令指定都市の長を選ぶ選挙ということもあり、各党の幹部が応援に駆けつけるなど、激しい選挙戦となりました。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、投票日の23日、32の投票所で、投票を済ませた有権者4046人を対象に出口調査を行い、このうちおよそ67%にあたる2700人余りから回答を得ました。
一方、22日までに有権者のおよそ11%にあたる9万7558人が期日前投票を済ませていますが、これらの有権者は調査の対象になっていません。
それによりますと、郡氏と菅原氏の2人の争いとなっています。
投票した人の支持政党を見ますと、自民党が31%、民進党が13%などとなっています。
特に支持する政党を持たない、いわゆる無党派層は43%でした。
郡氏は、民進党の支持層の80%台後半、共産党の支持層のおよそ80%をそれぞれ固めたほか、無党派層から50%近い支持を得ました。
これに対し、菅原氏は、自民党の支持層の60%台前半、公明党の支持層の80%台半ばから支持を得たほか、無党派層から20%台後半の支持を得ました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(youtu.be)