17/07/15 07:53:10.08 zx4NewNE0.net BE:844481327-PLT(12345)
>>1続き
これは寛容の精神である。自由な社会は、各人が自らの意思で責任をもって行動するのを原則とする。
各人の選択は互いに尊重される必要があり、だから自由と寛容は不可分なのだ。
ささやかな批判すら許さぬ不寛容の体制と向きあい、投獄間際にあって「敵ではない」と言い切るのは、究極の共産党政権批判といっていい。
この文章を劉氏は、こう締めくくっていた。「中国で綿々と続いた言論弾圧の最後の被害者となることを望む」
その願いに反し、弾圧は今も続いている。習近平(シーチンピン)政権下で厳しさを増し、人権活動家、言論人や弁護士が獄中にいたり監視されたりしている。
民衆を敵視する政治は間違っている。劉氏が命をかけて紡いだ言葉と精神は、中国のみならず自由を愛する世界の人びとが厳粛に受け継ぐことだろう。
おしまい