16/12/03 13:17:37.08 BkxJr0dV0.net
読売新聞12月3日朝刊解説面のコラム「アメリカの風」から後半部分
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トランプ氏の勝利は、SNSとポピュリズムの2頭立て馬車で疾走した結果
でした。
既成メディアの大半が、この二つの伝播力とうねりを読み違えました。
新聞業界では、異変が起こりました。
創刊以来、中立姿勢を貫いてきた国内最大の大衆紙「USAトゥデー」が選
挙戦最終盤、「Don't vote for Trump」の大見出しでトランプ候補に投票し
ないよう訴える異例の社説を掲載しました。
インタビューに応じたビル・スタインバーグ論説委員長は「論説委員の全
員がトランプ候補の登場を『恐るべき事態』と受け止め、必死の思いで新聞
の良識を貫き通しました」と回想します。
全国の圧倒的多数の有力地方紙も一斉に、民主党のヒラリー・クリントン
候補支持に回りました。長年、共和党支持だったアリゾナ州の「アリゾナ・
リパブリック」、オハイオ州の「シンシナティ・インクワイアラー」などの
ように、殺害予告、購読中止などの脅迫メールが殺到した新聞社も少なくあ
りません。
しかし、必死の抵抗も及びませんでした。
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