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27日16:00頃から、鹿児島県の沿岸で最大で約100cmの顕著な海面昇降が観測されています。
鹿児島地方気象台と名瀬測候所では、鹿児島県の沿岸で副振動が発生しているとして、「副振動に関する潮位情報」を発表し、船舶や海上係留物への被害に十分注意するよう呼びかけています。
■鹿児島県 海面昇降の状況〔鹿児島地方気象台・名瀬測候所〕
枕崎 27日16:20頃から発生 海面昇降の高さ約90cm 約15分周期
大泊 27日18:40頃から発生 海面昇降の高さ約70cm 約10分周期
種子島 27日18:40頃から発生 海面昇降の高さ約60cm 約15分周期
中之島 27日16:50頃から発生 海面昇降の高さ約100cm 約5分周期
◆用語解説「副振動」
湾や海峡などで発生する海面の振動現象。一般的には、台風や低気圧の通過および津波などにより発生した海面の変動が、湾内の固有振動と共鳴して発生する。
通常の潮汐(干潮・満潮の変化)とは異なり、数分~数十分の短い周期で海面が変動し、湾や海峡の深さや大きさによっては変動幅がさらに増幅したり、変動が長い間続くこともある。
急激な潮位の変動や激しい潮流によって港に係留された小型船舶の転覆や破損、定置網など係留物の流失などの被害をもたらすことがあるほか、沿岸の低地では海水が下水道を逆流して浸水被害をもたらすこともある。
〔副振動〕鹿児島県の沿岸で顕著な海面昇降 船舶などへの被害に注意(11/27)(レスキューナウニュース)
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