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週刊代々木忠 第176回 AV業界の深い闇
先々月、「ビデ倫裁判」の第二審判決が東京高裁で言い渡された。結果は有罪。
以前にも書いたけれど、一方で無修正動画が野放しで流されているというのに、修正しているほうが有罪なのである。
しかも、ビデ倫のモザイクが薄くなったのは、インディーズものと同レベルまで基準を緩和したためだが、インディーズ側にお咎(とが)めはない。
だれが聞いてもおかしな話だが、これがまかり通ってしまうのは、利権争いだからである。
僕は、そもそもビデ倫が警察の天下りを入れたことが、ここにつながったと思っている。
かつてビデ倫の審査員は「必然性のない濡れ場は認められない」と言ってはばからなかった。
そこには社会に与える影響をつねに視座として持ち、自らも性を探求しようとした者の自負があった。
だから再審ばかりか、再々審まであり、そのたびに僕は審査員とバトルになった。
それはとてもエネルギーのいる作業ではあったけれど、そのおかげで自分の行き過ぎを気づかされたり、性に対して襟を正すことにもつながっていった。