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「集団的自衛権・安倍会見のトリックに騙されるな」小林よしのりライジング号外
2014.5/20
「駆け付け警護」
これは紛争地に派遣されているPKO職員や日本のNGOが武装集団に攻撃された際、PKO参加中の自衛隊部隊が警護に駆け付けるというものである。
だがこれは、武装集団と日本が直接戦闘状態に入るということに他ならない。
「民間人保護のため」という名目はよほど警戒しなければ、旧日本軍が満州やシナで戦線を拡大していった過ちを繰り返すことになる。
むしろ「戦争をするため」の理屈付けに利用される危険性をどう防ぐのか?
この武力行使を容認するのであれば、当然、武装集団のメンバーは日本に潜入して復讐のテロ活動を行う。
安倍は戦争になる危険性を隠して、美しい物語だけを説明している。
しかも「限定的容認」の具体例はこの2例だけではない。
「おともだち」の報告書には、紛争海域の機雷除去や、国連安保理の決定に基づく多国籍軍への参加などの例も記されているのに、あたかも具体的事例がこの2例しかないかのように見せかけている。これも悪質なトリックである。