17/08/15 14:52:47.16 0.net
年に1回の球団の健康診断が嫌でね。ひょっとしたら原爆症と言われるんじゃないかという気持ちになって、真綿で首を絞められているみたいでした。現役を引退してからも、今でも体調が悪いと、ひょっとしたら、と思ってしまいます。だから、戦後72年とは言われますが、われわれ被爆者にとっては、まだ戦争は終わっていないんです。
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やられた相手が分かっているし、姉も取られているし、悔しさから入口で手が震えて、汗が出て、中に入ったらどうにかなってしまうと思ってどうしても入れなかったんです。でも、その少女からの手紙を読んで、背中を押されたみたいで、初めて資料館に入りました。
涙なしでは見られませんでした。外国の女性も「ひどいことをする」と涙を流していました。ぜひ、全世界の人に原爆資料館に行ってもらい、悲惨な光景を思い浮かべて、こんなことは二度とやるべきじゃない、人間のやる所業じゃないという気持ちになってもらいたいね。
私は原爆の「犠牲者」とは言っていないんです。戦争で亡くなった方は私たちの「身代わり」なんです。その方たちが身代わりになってくれたから、今の平和な日本があるということを、忘れて欲しくないんです。
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