15/12/25 13:26:06.66 0.net
>>2のずつき
判決が出る数日前から各放送局は約束でもしていたかのように、12月17日に加藤記者に対する
判決が出る予定だと一斉に字幕速報を流した。特に16日には随時このような情報を流し、17日
の午後2時からは全く遠慮なく生中継した。セウォル号が沈む姿と朴大統領の顔をオーバーラップ
させながら何度も繰り返し流した。ある民放は20~30分ごとに判決が遅くなっているという消息を
親切に伝えていた。マスコミ関係者ゲストを呼び、「日本では絶対にありえない事だ韓国だから
こんな事が起きた」と思いっきり小馬鹿にした。このような雰囲気は各民放で大なり小なりあった。
判決が出た午後5時頃まではこのように、朴大統領と韓国司法部に対して侮辱表現を躊躇しな
かった。今回『有罪』判決が出ていたとすれば、彼らの予定されたシナリオ通りの結論を出せば
良かった。「やはり韓国はまだ独裁国家だ。マスコミの自由度なく、日本に対してはひたすら歴史
問題を取り上げて謝罪と賠償を要求する、相手にできない国だ」と。
ところが有罪ではなく『無罪』が宣告された。すると驚いたのは韓国を批判する万全の準備をして
いた放送局と一部の右翼志向の産経のような新聞社だった。産経新聞は日本語と英語版の
『号外』まで発行するなど究極の大騒ぎを見せた。他社の記者が「一記者の事件になぜ号外?」
と皮肉るほどだった。
しかし今回判決に対する日本メディアの関心はこの上なく大きかった。公営放送であるNHKを
含む各民放が『速報』形式で裁判所の前で5分以上生中継をして、夕方のニュース時間には全て
の放送局が一斉にトップニュースで判決の消息を伝えた。日刊紙も同じだった。まず速報で
インターネットで真っ先にトップニュースして、18日の朝刊新聞も全てのマスコミ媒体が1面の
トップニュースに加藤記者の無罪消息を伝えた。日本マスコミは今回の判決を控え、韓国外交部
が日本側の善処要請を裁判部が考慮するよう要請する公文書を裁判部に送った事を高く評価
した。韓・日関係で見せた外交部の態度から、今回の公文書は非常に異例的であり韓・日関係
に良い影響を与える兆しだというのである。