15/11/04 04:22:43.59 0.net
■2) 「自己顕示欲が強い」から「承認欲求」へ
人前に出て目立ちたいと思っているわけではないですが、それでも自分の存在を
もう少し誰かに知らせたいと思います。
この気持ちは誰にでもあります。でもそう思ったからといって思うように行動できるわけではありません。
残念なことに目立ちたい気持ちがあればあるほど、目立てない自分はダメだと誤解します。
自意識過剰で自分への興味が強い分、他人とかかわることに消極的です。もしかすると自分から他人とのかかわりを避けている場合もあります。
なので目立つ存在になるはずがないのです。自分から目立てないので相手への期待が増します。
受け身の感情になります。それがまわりの人に承認されたいという欲求につながっていくのです。
■3) 「承認欲求」から悪循環へ
自分で自己顕示欲を満たす行動ができないので、他人からの承認をひっそりと期待します。
これまでに他人とかかわる経験が少ないので、わかりやすい言葉や態度で示されないと、
承認されていると思えません。実際は一人ひとり言葉や態度の表現方法は変わります。
時と場合に応じてもかなりちがうはずです。
仮にわかりやすい表現をされたからといって、それは特別すばらしいからではなく、
そう表現する人だっただけ…ということもあります。でもそれらの見極めも
他人とかかわる経験が少なければわからないのも当然です。
承認されていたとしてもそれがわからなかったり、特に承認されたわけでもないのに
ありがたがったり。また自分だけに向けられた承認でなかったと思うと、裏切られた、傷つけられたと思ってしまいます。
こうしてさらに自分が他人からどのように見られるのかということに強い関心が向きます。