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"ぐっさん”の愛称で知られるお笑い芸人・山口智充が、2024年に芸歴30周年を迎えた。浮き沈みの激しい芸能界において、活動を続けられた秘訣はどこにあるのか。「デビュー以来、まったく変わらない」という仕事への向き合い方について話を聞いた。(前後編の前編)
●「いつでもやめようと思ってます」
「“ぐっさん”を楽しめなくなったら、いつでもやめようと思ってます」
これは、芸歴30年を迎えた今の心境を尋ねた際に返ってきた言葉だ。
子どものころから人を笑わせるのが好きだったという山口は、営業職として会社勤めを始めるも芸能の道を目指して退職。1994年にこの世界へと飛び込んだ。
「やりたくて入ってきた仕事なんで、それを楽しめなくなったらやめようと思って続けてきましたね。
もちろんご迷惑をかけるようなことはしてはいけないですけど、もしそんな気持ちになったとしたら、『今日にでもやめる』って。
こんなこと言うと図々しいんですけど、学生時代とやってることは何にも変わってないんですよ。
小学校1年生ぐらいから、同じようなことをやり始めてるんです。
給食を食べている時に、自分が面白いことを言って、女子が牛乳を噴き出したら快感を覚えてたんですね(笑)。
誰かを笑わせるためにやってるというよりは、そんなことをやってる自分が好き! そして、みんなが笑ってくれてる空気が大好きなんです。
これだけ楽しいことなのに、楽しくないと思いながらやっていたら逆に失礼だなと。そんな人間がやる仕事じゃないと思うんですよね」
山口にとって、仕事は人生を楽しむための1つの手段だという。
「根本にあるのは、仕事も含めて山口智充の人生をどう楽しむかじゃないかな。自分の中にある“ぐっさん”という芸能人を楽しめなかったら、山口智充の人生はおもしろくなくなるんですよね。
だから、例えばヘビーな仕事があったとしても、それをどうやって楽しむかって考えます。
集英社オンライン 2025/01/03
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