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1/1(水) 19:00 産経新聞
能登半島の地震で明けた令和6年も、歌とともに暮れた。大みそかに放送された第75回NHK紅白歌合戦は「あなたへの歌」をテーマに、歌が持つ「人に寄り添う力」に焦点を当て、昨年にふさわしいメッセージを発信した。能登の被災地へ思いをはせた坂本冬美(出場36回目)の「能登はいらんかいね」と石川さゆり(47回目)の「能登半島」が、その象徴だった。
石川は「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」だけを年ごとに交互に歌うという平成19年以降の独自の方針を変えた。
「平凡な日常が一日も早く戻りますよう心を込めて歌います。皆さん、元気でいてください」と語り、NHKホールから被災地に寄り添ったが、圧巻の歌唱だった。石川が大トリでもよかった。
■こんなに企画が必要か
一方で昨年は、子供向けの歌や来年の放送100年にちなんだ懐メロを取り上げるコーナーなど企画も盛りだくさんで、いささかにぎやか過ぎた印象も残した。
これだけの歌手が居並んでいるのに、司会の俳優、芸人に何度も歌わせる必要があったのか。
紅白はお祭りだから、にぎやかでもいいではないか。これらもまた「あなたの歌」なのだという意見もあるだろう。だが、被災地と向き合った部分がぼやけてしまったかもしれない。
企画といえばB’zが、朝ドラ「おむすび」主題歌「イルミネーション」に加え「LOVE PHANTOM」「ultra soul」まで披露したサプライズは会場のNHKホールを盛り上げたが、氷川きよし、米津玄師、玉置浩二と紅白を超越した「特別企画」枠での出場者が多かった。
日本フォーク界の草分け、南こうせつ(6回目)とイルカ(2回目)は、それぞれ白紅組に分かれて出場したが、「紅白の枠を超えて」と2人で「神田川」と「なごり雪」をハモった。いっそこの2人も特別企画枠でよかったのに、何が違ったのか。
NHKは、紅白に分かれた合戦形式が時代にそぐわなくなったと考えているのか。だとしたら紅白どちらにも属さない特別枠を増やすのではなく、ジェンダー混合で紅白に分け、歌合戦という伝統のフォーマットは守ったほうがいいのではないか?
(中略)
ドミノ倒しやけん玉の世界記録挑戦など歌と何の関係があるか分からない余興をいつまで続けるのだろう。
紅白よ、もう一度、歌本来の力を信じてみたらどうか。その年にふさわしい企画ならまだしも、テーマパークとタイアップするなど民放のバラエティー番組まがいの安易な企画ならもういい。
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