24/12/26 10:52:34.29 JM02jG3J9.net
来季の米女子ツアーは、山下美夢有、岩井明愛・千怜の姉妹、馬場咲希、竹田麗央が新たに加わり、史上最多となる総勢13人の日本勢が戦うことになった。最終予選会で落ちた原英莉花は下部ツアーへの参戦を明言している。
竹田、山下、岩井姉妹に原といった人気選手が一度にごっそり抜けることで、人気絶頂の国内女子ツアーも、さすがに来季の行方を懸念する声もあるが、その通りだろう。
37試合が組まれた今季のギャラリー総数は41万5998人。38試合の昨年より2万3453人減っている。
ツアー関係者がいう。
「コロナ禍の20年はほとんどの大会が中止。14試合が無観客で行われたので、21年とセットで1シーズンでした。その2年は例外としても、コロナ禍前の19年は36試合で68万人以上のギャラリーが観戦に訪れた。それ以前もほとんど50万人以上です。女子プロは人気がすごいと言われていますが、19年に比べて今年は約26万7000人ものギャラリーが減った。これは人気選手の米国流出と無関係ではないでしょう」
確かに近年は、人気、実力がある選手は12月の最終予選会を受け、そのほとんどが出場権を獲得している。その結果、22年は古江彩佳と渋野日向子がいなくなり、23年は勝みなみ、西村優菜、今年は西郷真央、吉田優利が国内から姿を消した。そこにきて、来年は山下、竹田、岩井姉妹に原も海を渡る。
「来季も今年と同じ37試合が開催されますが、ギャラリー総数が40万人を割り込むのは必至です。さらに来年以降の予選会受験を視野に入れる予備軍も山ほどいる。『女子プロトーナメントはプロアマが人気なので大丈夫』という人もいますが、この先、ギャラリー減少の影響が怖いですよ」(前出関係者)
近い将来、女子プロトーナメントの仕組みが変わる日が来るかもしれない。
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