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元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が19日までに自身のSNSを更新。無所属の前職・斎藤元彦氏(47)が再選を果たした17日投開票の兵庫県知事選のコメントを巡り、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏に“意見”した。
玉川氏は、18日放送の「モーニングショー」で兵庫知事選について「既存メディアは公職選挙法に縛られる。法律で手足を縛られている。だけど今はSNSが一つのメディアとなっている中で、まったくここは縛られない。今回改めて斎藤さんを当選させるという方向で、これだけ大きな力を持った。既存メディアはいろいろ考えていかないといけない」などと私見を述べた。
橋下氏は、この発言について報じた「『モーニングショー』玉川徹氏『我々既存メディアは公職選挙法にしばられる』斎藤前知事がSNS通じ支持伸ばした兵庫県知事選に私見」と題された記事を引用し、「完全に逃げ。公選法も放送法もそこまで縛っていない。きちんと公平に放送すればいいだけなのに批判を恐れて極度に自主規制しているだけ」と指摘。
続く投稿で「そもそもメディア関係者は『放送法は行政指導の根拠にならない。あくまでも放送局の自主規制、倫理的規範』と言っていたはず。それが今、放送法に縛られてSNSに反論できなかったと言い訳するメディア関係者が多い」とし、「放送局はなぜ極度な自主規制をやっているのか。それは政党や政治家、視聴者から文句を言われるのが面倒だから、それなら放送を控えようとなっているだけ。いよいよメディアも変わる時期だ。SNSと切磋琢磨して有権者に判断のための情報を届けるべきだ」と自身の考えをつづった。
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