24/11/19 08:19:19.37 CHPnfZrm0.net
>>1
2/13
スポーツにみる忖度文化の終わり
スレリンク(mnewsplus板:488番)
より身近なところでは、芸人の松本人志さんの性加害疑惑報道が世間を騒がせています。真相は当事者にしか分かりませんが、僕がこのニュースで「嫌な感じ」を受けたのは次々と登場する「後輩芸人」が女性とのお酒の席を用意するなど、「先輩のためにいろいろ骨を折る」という設定です。
かつてはこういう力関係を「体育会系」などと勇ましく呼称していましたが、前述のとおり、最近の体育会ではこうした組織運営は完全に時代遅れになっています。つまり「上級生が威張っているチームは強くもカッコよくもない」というのが「現代の体育会系」です。 ...
僕が見てきた米国の組織運営は日本とは大きく異なります。組織内における人間関係はかなりフラットで、企業においては上司を「社長」や「部長」など職掌で呼ぶことはなく、ファーストネームで呼び合います。
スポーツの世界でも、偉大なヘッドコーチであれ、選手とはファーストネームで呼び合うのが通常です。 ...
つまり、機能している組織においてはどんな人間にも役割があり、「お世話になっている」や「面倒をみている」という状態ではなく「お互いさまの関係」となっています。そもそも「先輩後輩」に当たる適切な英語も思い浮かびません。
再び日本に視点を戻すと、そんな権力や優越的な関係を利用した支配構造が崩れ始めている象徴が、派閥の解散や大手芸能事務所の廃業だと感じています。つまり「忖度(そんたく)文化」の終わりの始まりです。 ...