押井守監督の映画『攻殻機動隊』1995年公開当時の貴重な予告映像を公開「このアニメが映画を進化させる」 [muffin★]at MNEWSPLUS
押井守監督の映画『攻殻機動隊』1995年公開当時の貴重な予告映像を公開「このアニメが映画を進化させる」 [muffin★] - 暇つぶし2ch142:名無しさん@恐縮です
24/11/19 03:04:23.89 WhwsgaBN0.net
意識と肉体の関係。
コンピュータが意識や自我を持つことがあるのか、逆に、脳を含めた人間の身体が極限まで機械化人工化した場合に、意識や自我がどのように変容するのか。
身体というマテリアルなシェルに、意識・心というゴーストが宿るというのは如何なる現象か。
脳に記録されたデータをコンピュータにそのままコピーすることで、そこにゴーストは宿るのか。
デカルトの心身二元論に対する批判としてギルバート・ライルが述べた「機械の中の幽霊」がベースとなるモチーフで、タイトルもそれを模したものとなっている。
さらに、日本におけるインターネット黎明期に、その可能性と未来像を予測し、ゴーストがシェルを抜け出して電脳空間を自由に往来するというアイディアを、漫画という媒体で表現したのは画期的だった。
武器・メカのデザインだけでなく機能・構造に至るまでのこだわりや、光学迷彩などの軍事技術だけでなく、それが利用される組織の立ち位置、ひいては国家の性質や、外交経済などにも抜かりなく目配りがなされていた。
草薙が警官の立場で犯罪者を射殺したことが映像に撮られてしまい、ニュースで流されて問題となり、射殺行為について正当防衛が成立するかで司法判断を受けるシーンなど、知識関心がない読者には何のこっちゃわからないだろうが、士郎正宗らしい書き方でストーリーに組み込まれている。
至るところがマニアックで精密であるにも関わらず、解説役のキャラにセリフで説明させるなどの漫画的説明などせず、読者の知識と読解力を試すような表現は、当時本当に新鮮だった。


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