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11/17(日) 22:42配信 オートスポーツweb
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11月17日、2024年MotoGP第20戦ソリダリティGPの決勝がカタロニア・サーキットで開催された。ランキング首位のホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が3位表彰台を獲得し、自身初のMotoGPチャンピオンに輝いた。
マルティンは現在26歳のスペイン・マドリード出身のライダーだ。6歳からバイクに乗り始めて2012年からレッドブル・ルーキーズ・カップに挑戦。3年目にチャンピオンに輝くと、2015年からロードレース世界選手権のMoto3クラスにレギュラー参戦を開始した。Moto3では4年目となる2018年に11度のポールポジションと7勝を挙げてタイトルを獲得する。
そして2019年から2年間はMoto2クラスにステップアップするが、ランキングは11位と5位で、2020年に2度優勝したのみ。2021年にはプラマック・レーシングから最高峰のMotoGPクラスに昇格してドゥカティ デスモセディチGPを駆っている。
2021年に1勝を含む4度の表彰台に上がったが、2022年は優勝できず4度の表彰台のみ。そんななか2023年は4勝を含む8度の表彰台と躍進して最終戦バレンシアGPまでタイトル争いを演じた後、ランキング2位となった。
さらに、2024年も好調を維持。第2戦ポルトガルGPからポイントリーダーに立ってリードすると、中盤戦にはバニャイアに抜かれたが、第12戦アラゴンGP以降は再びトップとなる。第20戦ソリダリティGPでは、土曜日のスプリントでバニャイアが優勝したことから、19ポイント差に。チャンピオン決定は決勝レースへと持ち越された。
日曜日の決勝では、ランキング2位のバニャイアが優勝を飾ったものの、マルティンは3位でチェッカーを受けて16ポイントを加算。これにより、10ポイント差をつけたマルティンが自身初のタイトルを獲得した。
2001年のバレンティーノ・ロッシ(ナストロ・アズーロ・ホンダ/500cc)以来23年ぶりとなるサテライトチーム所属のチャンピオンが誕生したことになる。
第19戦終了時点で7度のポールポジション、決勝では3勝を含む15度の表彰台、スプリントでは7勝を含む15度のトップ3という成績を残してきた。バニャイアは決勝で10勝を挙げており、スプリントでは6勝と並んでいるものの彼はリタイアでポイントを逃すことが多かった。
また、第7戦イタリアGPの翌日となる6月3日にアプリリア・レーシングはマルティンと複数年契約を締結したことを明かしている。2025年からはアプリリアのファクトリーチームからチャンピオンとしてMotoGPクラスに継続参戦する。