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【ラスベガス(米ネバダ州)14日(日本時間15日)】米大リーグの主要表彰の式典が行われ、ドジャースの大谷翔平投手(30)は傑出した打者を選出する「ハンク・アーロン賞」を2年連続、最も活躍した指名打者(DH)に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を4年連続で受賞。ファン投票などで選ぶ「オールMLBチーム」はDHとしてファーストチームに名を連ね、同日に3冠に輝いた。今季は2年連続の本塁打王や初の打点王を獲得。選出が有力視されるリーグMVPは21日(同22日)に発表される。
エンターテインメントで米国最大の街、ラスベガスで「SHOHEI OHTANI」の名前が3度、アナウンスされた。各賞の表彰式が行われ、大谷は一日に〝3冠〟を獲得した。
「ハンク・アーロンさんにちなんで名付けられたこの賞を受賞できて、とても光栄に思います。投票してくれたファンの皆さま、関係者の方々に心から感謝します。2025年にお会いしましょう」
MLB歴代2位の755本塁打をマークしたスラッガーの名を冠した「ハンク・アーロン賞」は、傑出した打者を両リーグから1人ずつ選出する。大谷はア・リーグのエンゼルスに在籍した昨季に続き、2年連続の受賞。両リーグでの受賞は史上初だ。ラスベガスでの表彰イベントには参加しなかったが、ビデオメッセージを寄せて喜びと周囲への感謝を伝えた。
さらに最も活躍したDHに贈られる「エドガー・マルティネス賞」に4年連続で選出された。ファン投票と、メディア関係者で構成される選考委員会によって選抜される「オールMLBチーム」にはDHでファーストチームに名を連ねた。
3賞の獲得は順当だった。史上初の「50-50」を達成し、54本塁打、59盗塁まで数字を伸ばした。2年連続の本塁打王と初の打点王(130)に加え、首位打者に4厘差の打率・310をマーク。あと少しで三冠王に届く高い水準で、シーズンオフの表彰では打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞に続く受賞となった。
大リーグ公式サイトは「MVPとハンク・アーロン賞の受賞者には非常に強い相互性がある」と紹介。「1999年にスタートしたハンク・アーロン賞はこれまで34人(50度)が受賞し、20人(26度)は同年にMVPも受賞した。今年も例外ではないようだ」と伝え、ア・リーグでハンク・アーロン賞を受賞した今季58本塁打のジャッジ(ヤンキース)とともにリーグ最優秀選手(MVP)の選出は〝当確〟とした。
MVPは21日(日本時間22日)に発表される。打撃タイトル2つと主要な表彰5つを合わせ、この日で7冠。MVPを獲得すれば、昨年に続き2年連続3度目。両リーグでの受賞となり、1966年のフランク・ロビンソン(61年レッズ、66年オリオールズ)以来、58年ぶり史上2人目の快挙を果たす。
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