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スポニチ[ 2024年11月15日 11:50 ]
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大リーグ機構(MLB)は14日(日本時間15日)、今季活躍した選手をファンと専門家の投票で選ぶ「オールMLBチーム」を発表し、今季1年目ながらいずれもナ・リーグ3位の15勝(3敗)、防御率2.91の成績を残した今永昇太投手(31)が先発投手部門セカンドチームの5人に選出された。2019年に新設された同賞の投手部門を受賞するのは、日本投手ではダルビッシュ有(当時カブス)、前田健太(当時ツインズ)、大谷翔平(当時エンゼルス)に次いで4人目となった。
今永は黒のスーツに黒のシャツ、深いグリーンのネクタイと黒を基調とした“ブラックコーデ”で式典に参加。今永は表彰されると、壇上脇のバンド演奏に合わせて球団の応援歌「Go Cubs Go!」をノリノリで熱唱した。
今永は歌唱中に手を大きく横に振って歌うなどノリノリ。後半部分では場内の選手や関係者らをあおるように手を下から振り上げ、ベッツが手拍子で応える場面もあった。
この日の表彰式の冒頭では、大谷の元同僚であるメッツのホセ・イグレシアスが自身のデビュー曲「OMG」を熱唱して会場を盛り上げた。しかし、今永もイグレシアスに引けを取らないパフォーマンスを見せた。
今永は堂々の成績を残したが、新人王の最終候補からは選外となっていた。最終候補はブルワーズのジャクソン・チョウリオ外野手、パドレスのジャクソン・メリル外野手、パイレーツのポール・スキーンズ投手の3人だった。新人王は今季11勝3敗、防御率1.96で、サイ・ヤング賞候補にも入ったスキーンズが最有力候補とされている。
今永はメジャー1年目の今季、29試合に登板し、15勝は日本人左腕の最多記録ともなった。今季プレーオフ進出を逃したチームの勝ち頭となり、ユニークな言動でも地元シカゴのファンの支持を集めた。