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日本ハム・江越が現役引退を決断「そろそろ家族でゆっくり…」 戦力外通告受け、10年の現役生活に終止符
日本ハムから戦力外通告を受けた江越大賀外野手(31)が、現役引退を決断したことが12日、分かった。
「結果を残せなかったことが一番の理由。タイガース、ファイターズでたくさんの声援をいただいて、ファンの方々には本当に感謝しています」
駒大から14年ドラフト3位で阪神に入団。2年目の16年4月には4試合連続本塁打を記録するなどブレークした。
守備と走塁のスペシャリストとしての出場が多い一方で、確実性には課題があったものの、豪快なフルスイングでも球場を沸かせ続けた。22年10月に2対2の交換トレードで日本ハムへ移籍した。
昨季は自己最多の100試合に出場して5本塁打、13打点をマーク。しかし、今季は1軍では代走や守備固めとして出場19試合にとどまり、10月22日に来季の契約を結ばないことを通達されていた。
本紙の取材に「北海道に単身で行っていた。そろそろ家族でゆっくり過ごそうかなとも思っていた」と率直な心境も明かした。現役生活10年。躍動感あふれるプレースタイルは、多くのファンの目に焼きついている。
◇江越 大賀(えごし・たいが)1993年(平5)3月12日生まれ、長崎県出身の31歳。海星では甲子園出場なし。駒大では外野手で3度のベストナイン獲得。14年ドラフト3位で阪神入り。16年4月には4試合連続本塁打を記録。22年オフにトレードで日本ハム移籍。1メートル82、83キロ。右投げ右打ち。