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44歳・熊切あさ美「今、夢があって」事務所移籍の理由、勉強中と明かす 太平洋を望む丘にサクラ植樹
11/11(月) 5:00 オリコン
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『第3回 桜フェス』に参加した熊切あさ美
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俳優・タレントの熊切あさ美(44)が10日、千葉県鴨川市で開催された『第3回 桜フェス~広げよう 煌めく緑 未来へと』に参加し、房総半島の太平洋を望む丘に「私だけの桜」とヤマザクラを植樹した。
同イベントは、自然豊かな鴨川市を「日本一のヤマザクラが咲き誇る観光地にしよう」という植樹フェスで、毎年1000本のヤマザクラの苗木を植え、育ててきた。3年目の今年は、千葉県で育った熊切が3000本目となるヤマザクラを植えた。
ヤマザクラを植樹した丘は、鴨川市の内浦山のふもとにあり、東京ドームに換算すると91個分の土地があり、これまで自衛隊の演習や災害時の活用、さらには映画の撮影も行われたことのあるという。鴨川市で太陽光発電事業やトマトの栽培などを行っている民間業者が「一般社団法人自然環境保全委員会」を設立し、行政と共に取り組んでいる。
鴨川市の長谷川孝夫市長は「10年前に初めてマテバシイの『ナラ枯れ』が発見され、その被害が市内全域に広がったことがキッカケでした。『ナラ枯れ』の被害から山林を守ろうと言うことで動き出したのがヤマザクラの植樹でした。地元企業の協力もあって今ではフェスとして恒例行事になっています。調査によると『ナラ枯れ』も改善の方向に進んでいます」と誇らしげ。
前千葉県知事の俳優・森田健作は、この取り組みに1回目から賛同し「全国でも初めの試みだったと思う。環境問題を考える観点からも、この取り組みは意味がある。素晴らしいことだと思う」と語る。
初参加となった熊切は「秋に桜フェスというのが不思議でしたが、苗木の植樹ということで納得しました」と苦笑いしつつ、一方で「地元の子供たちの神輿やダンス、バンド演奏や露天など、植樹というだけではなく町中が盛り上がっていて、秋祭りの中でヤマザクラの苗木を植えるという感じが逆に楽しかった」と満足げ。
海の風などで真夏でも30度を超えるか超えないかの「生活しやすい街」。熊切は「鴨川には何度か来たことがありましたが、空気もいいし、とても住みやす場所だと改めて実感しました。しかも今回は太平洋を望む、素晴らしいロケーションの丘に自分の桜を植えることができるなんて夢にも思ってませんでした。ヤマザクラって成長が早いと言うので、これから成長していくのが楽しみ。何年か後に大きな花を咲かせていたら感動しちゃいますよね」としみじみ。
熊切は9月に事務所を移籍するなど、心機一転。「40代半ばになって、自分自身で仕事の方向性を決めてみたいと思いました。今、夢があって中国語を勉強しています。チャンスがあったら海外でもお仕事がしたい。もちろん、お芝居や歌手…やりたいことがたくさんあります。吉幾三さんからは『もし歌を出すんなら作詞してあげる』って言われているんです。しかも、その時のタイトルは『人生崖っぷち』がいいなんて言われました」などと意欲を見せていた。
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