24/10/06 14:20:11.63 LMfo3Wmz9.net
10/6(日) 10:32配信 AERA dot.
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
バイオリニストの高嶋ちさ子(56)が先月、ボトックス注射によって顔に異変が起きたことを公表した。ボトックスといえば、メスを使わずにシワやエラ張りを改善できる“プチ整形”として幅広い世代に人気を集めているが、軽い気持ちで手を出すと、「こんな顔になりたかったわけじゃないのに……」と残念な結果を招くことも。ボトックスにまつわるトラブルについて、美容外科医に聞いた。
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9月、高嶋は出演したバラエティー番組の中で「夏休みの悲劇」として、韓国で受けたボトックス注射の失敗談を明かした。
おでこのシワが気になっていた高嶋はこの夏、眉間へのボトックス注射を試したそうだ。その際、医師に「(薬剤が)余ったからサービスで打ってあげる」と言われ、顔面の他の部位にも注射。するとその後、薬剤が効きすぎたせいで鼻の下の皮膚が伸びきってしまった。テレビ番組で高嶋の姿を見た父親からは、「おまえの顔、どうしたんだ? カラス天狗になってるぞ」と電話がかかってきたという。
幸いにも、「今、笑うと、やっと歯が半分出るようになった」と、回復に向かっている様子だったが、本人の中では「涙なくしては語れない」苦い思い出となったようだ。
一般に言う「ボトックス」とは、ボツリヌス菌から抽出したタンパク質である「ボツリヌストキシン」を含む製剤のこと(※ボトックスは米製薬大手・アラガン社の製品名だが、本記事ではボツリヌストキシン製剤の通称として使用)。筋肉の緊張を和らげる効果があるため、注射するとシワ改善や小顔効果が期待できる。
しかし高嶋のように、注射後のトラブルを訴える人は少なくない。国民生活センターには、「笑うと左口角が上がらなくなった」「顔全体が垂れ続けた」「左目が半分開かなくなった」といった相談が多数寄せられている。
■“自称玄人”が自分で注射するケースも
美容整形外科「城本クリニック」福岡院の小川英朗院長のもとにも、「ボトックスを打って失敗したのでなんとかしてください!」というSOSが頻繁に届くという。
「『額に打ったら、まぶたが垂れ下がって怒ったような顔になった』『目尻に打ったら、笑ってもシワができずかえって不自然になった』など、注射部位によってトラブルの内容はまちまちです。ただ、ボトックスの効果は4カ月しかもちません。失敗したと焦る患者さんには、『時間が経てば治りますよ』と説明しています。また劇的な効果は望めないものの、ボトックスの効果を弱めるアセチルコリン塩化物を注射するなどのケアをすることもあります」(小川院長)
トラブルが起きる原因には、顔の筋肉が非常に複雑な構造をしていることがある。たとえば口元の動きは、幾重にも重なりあった複数の筋肉によって制御されている。患者が求める美容的効果をあげるため、医師たちは経験をもとに薬剤の投与量や注射部位を綿密に割り出すが、薬剤が皮膚組織内でじわじわと拡散した結果、狙った筋肉とはちがう筋肉にも作用し、予想していない事態を招くこともあるという。
そうならないために、医師であってもボトックス注射には確かな経験と知識が必要になってくる。にもかかわらず、一般人がボトックスを個人輸入して自分で注射しているケースもあるというから驚きだ。小川院長が言う。
「美容好きの自称玄人が、ネット上で売られているボトックスを原価で仕入れて、YouTube動画などを参考にしながら見よう見まねで注射しているという話は耳にします。知識不足・技術不足によってトラブルが起きる確率は跳ね上がるし、薬剤自体も衛生管理ができていなかったり不純物が入っていたりするかもしれない。医師としては、絶対に勧められません」(以下ソースで