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2024/10/04 22:55
お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(33歳)が、10月3日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。高齢者と現役世代の分断について、「世代だけで区別するのはナンセンス」と語った。
番組は今回、少子高齢化社会による社会保障の費用負担増に“世代間の格差”を感じる若者や現役世代の声を紹介し、彼らが望む社会保障のあり方について考えていくことに。
番組MCを務めるEXITのりんたろー。は「誰かの財布から社会保障費を取らないといけないとなった時に、選挙の得票数に支障をきたしづらい若者が選ばれちゃっているんだと思う。でも、どの層を選んでもしんどいことには変わりがない」とコメント。
(中略)
また、兼近は「社会保障の負担について、世代だけで立場を区切って議論することはナンセンスだと思っている」と切り出し、「僕はおじいちゃんの代から続く貧困家庭で育ち、家族全員があまり病院に行くことができなかった。それは、社会保障の存在を理解できないような環境でもあったから。なので、僕のおじいちゃんは体調が悪くなってからようやく病院に行き、そのまま癌と診断されて60代前半で亡くなった」と回顧。
その上で「すべて一括りにして、“お金を持っている高齢者”と“苦しむ若者”として議論していることに納得いかない。マイナンバー化が進んでいるのなら、年収や所得で社会保障の負担額を考えるなどして欲しい。僕自身は社会保障費の負担が増えていることに対して何とも思わないし、ある程度裕福になってきたから『いくらでも取っていってください』と思う」と語った。
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