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元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が30日までに自身のSNSを更新。27日に投開票が行われた自民党の総裁選で決選投票の末に敗れた高市早苗経済安全保障担当相について言及した。
総裁選では、5度目の挑戦となった石破茂元幹事長が第28代総裁に選出された。過去最多9人が立候補する混戦。1回目投票で過半数獲得の候補者が出ず、高市早苗経済安全保障担当相が1位、石破氏が2位。両氏による決選投票で石破氏が21票差で勝利した。石破氏は10月1日召集の臨時国会で第102代首相に指名される。
28日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜前11・20)に出演した橋下氏は「安倍さんも高市さん的な考えだった」としながらも「靖国参拝についても“必ず行く”とは言わない。そこは“適切に”って。高市さんは“絶対行く”と」故安倍晋三元首相と高市氏との違いを解説し「高市さんの外交方針についてあまりにも選択の幅が狭すぎるんで、ここに不安を感じた人が、感情的には石破さんのことあまり好きじゃないんだけれども(票を投じた)ということで」と分析していた。
橋下氏は、この時の発言を報じた記事を引用し、「安倍さんですら首相の立場では靖國には参拝できないと言われていた」と改めて高市氏の敗因を分析しつつ、「でも陛下の御親拝、首相の参拝は必要不可欠。政治的な分祀しかない」と自身の考えをつづった。
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