24/06/22 18:16:17.91 58jfIMJS0.net
>>452 有名将棋棋士の言葉
「サッカーと将棋は似ている」
サッカーの目的がゴールを奪うことであるように、将棋の目的は、相手の王将を相手より早く『詰み(動けない 状態)』にすることです。そのため、最初は相手の駒がぶつかる前に玉を囲って自陣の陣形を整えたり、相手の陣地を攻略するために攻撃の体勢を組み立てたりすることに力を注ぎます。サッカーで例えると、フォーメーションですね。もちろん、相手の陣形を見てこちらの形を変えることもありますし、守り方の考えもサッカーと将棋は似ています。
例えば将棋の守り方には「玉の守りは金銀三枚」という有名な格言があります。
矢倉囲い、舟囲い、美濃囲いなど、有名な囲いが金と銀の4枚のうち3枚で構成されるからです。3人で守るということはサッカーで例えれば3バックと言えますが、金銀4枚による4バックで、サイドバックが攻撃参加した際に、もう一方のサイドバックが守備に残っておくリスク管理の考えにも似ているかもしれません。
実際、将棋にはサッカーそのものの守り方を連想させるような守りも多く、5バックのようにスペースを埋めて堅く守る『穴熊囲い』、ゾーンディフェンスのように人とスペースを使って対応するような『中住まい囲い』などがそうです。