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「カリフォルニア州でスポーツ賭博は違法だが、起訴の確率はほぼゼロ」とギャンブル専門の米教授、同州では“事実上黙認”
2024年3月23日 13時21分
ドジャースは20日（日本時間21日）、大谷翔平の通訳を務めた水原一平氏を解雇。米複数メディアが、違法なスポーツ賭博に関与していたと報じた。米連邦捜査局（FBI）の捜査により、大谷の口座から違法ブックメーカーへの資金流出が判明。大谷の弁護士は、口座から数百万ドルに及ぶ資金が盗まれたと主張している。
米国では約40州でスポーツ賭博は合法だが、水原氏や大谷が生活の拠点を置いているカリフォルニア州では違法。そのため、水原氏が賭けていたとされる違法ブックメーカーは昨年10月、FBIによる家宅捜索を受けている。今後は、水原氏やそのブックメーカーが違法賭博で起訴されるのかどうかも注目される点だ。
だが、米紙サンフランシスコ・クロニクルが2月に報じたところによると、ギャンブル研究が専門のI・ネルソン・ローズ・ホイッティア大学名誉教授は「カリフォルニア州で起訴される確率はほぼゼロだ」とコメント。事実上、同州でのスポーツ賭博は黙認されていると明かした。