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日本映画はなぜ「漫画原作ばかり」なのか 井筒監督が語る、製作委員会制の弊害
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―井筒監督の考える映画とは。
「映画の歴史は戦争の歴史と重なってる。もともとは戦地の記録フィルムを、自分とこのおとっつあんや息子が写って
ないか、安否を確認しに見に行ったんだよ。初期の映画は物語を見せて楽しませるより、せいぜいアトラクションか、
戦争の実相を確かめる記録でしかなかった。それがあるときから、小説みたいに物語を作ったらどうだとなって、
ストーリーテラーが始まった。そこから今日まで120年、いろんなおとぎ話、空想物語が作られてきた。
日本はいまだに小説や漫画を元にした絵空事のウソ話ばっかり撮ってる。今日び、欧米では
『ディス イズ トゥルーストーリー』って頭に書かないと客が入らないくらいだからね。日本ではほぼ無しでしょ?
『これは実話です』って映画。俺らは実際の事件や出来事を取材しまくって、それを元にして映画を作るけど、
そういう作り方をしてる人ってなかなか少ない。イージーマネーを稼ぎたい3000万しか出さない製作委員会の会社は
それが真実かどうかなんてどうだってよくて、適当な出版社の漫画原作でいいわけよ。そこが違うんだよね、
物語の作り方が。取って付けたような物語か、実際にあった出来事なのか。
デューンって実話だったか