23/12/18 10:25:45.21 2eMTC4VQ0.net
幼稚園児より知能が低い焼き豚でも分かるように説明してやると、
多くの企業のヘッドハンティング担当者の誰もが現在の貨幣価値で年棒20万ドル(円換算2800万円)の仕事が出来ると評価している一流のビジネスマンやエンジニアがいるとして、その一流ビジネスマンやエンジニアの給料を10年後や20年後払いにするなら、雇い手は30万ドル超(10年後払いの場合)や44万ドル超(20年後払いの場合)を出さないと雇う事が出来ない。
なぜなら、何故なら今年払うべき20万ドルを実質的な無リスク資産である米ドル長期債(10年債や20年債の利回りは現在年率4~4.2%)で運用すれば、10年後に29.6万ドル、20年後に43.8万ドルになっており、ようは現在の20万ドルは10年後の29.6万ドル、15年後の43.8万ドルと等価値でということに他ならない。
10年で現在価値の66%に目減り、20年に至っては44%に目減りするので、10年後払いや20年後払いにするなら、その目減り分以上出さないと雇う事が出来ないのはアホでも理解出来るだろう。理由は現在20万ドルなら出す会社がいくらでもいる引く手あまたの人材に、10年後の後払いでいいなら10年後払い年棒29.6万ドル以上出せる会社は同様に「いくらでもいるから」。今年払うべき20万ドルを支払わずに10年間無リスク運用するだけで29.6万ドルになるんだからな。
超長期金利の利回りが4%という事は、年率4%の割合で貨幣価値が目減りするという人々や市場のコンセンサスであり、後払いする場合はその目減り分を増やさなければ契約する事が出来ない。