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2023年8月5日 8時6分
「カラダのかゆみがひどい」
「蕁麻疹でてきた」
「みんな同じ症状が出てて怖い………」
7月29日と30日に、埼玉西武ライオンズの本拠地・ベルーナドームで開催された『WATERBOMB JAPAN』の東京公演。
「このイベントは、ただの音楽フェスとは異なり“観客同士やアーティストが一緒になって水鉄砲を撃ち合う”という特徴があります。ホームページにも“水に濡れないことをお約束することは致しかねます”という注意書きがあって、暑い夏に水を浴びながら音楽を楽しむ、というのが醍醐味だとか。ただ、その水を巡って疑惑が持ち上がっています」(スポーツ紙記者、以下同)
それが冒頭の“かゆみ”だ。7月29日と30日の東京公演の参加者から、イベント後に身体の“かゆみ”を訴える人が相次ぎ、蕁麻疹のような発疹や、かぶれ、目やになど、さまざまな症状が報告されている。
原因として真っ先に疑われたのが、イベント最大の特徴である“水”だった。
「参加者の誰もが肌に触れたものといえば、水くらいですからね。ホースや噴射装置、水鉄砲など、さまざまな形で放水されていて、“水に雑菌が繁殖していた?”“消毒のための塩素が多すぎたのでは”などと、衛生面に対する疑問の声が上がりました」
夏を楽しむどころか、参加者にとっては悪夢のような体験になってしまったようだが、もともといわくつきのイベントではあった。
「当初、東京公演以外にも、大阪と名古屋での開催が予定されていました。しかし、7月15日と16日の大阪公演を前に、リハーサルのため作業中だった男性に、時速120kmで水を発射する装置から誤噴射され、男性は死亡。大阪公演は中止になりました。さらに、今年7月に本場韓国の光州では、干ばつにより市民が節水運動に励むなか“水の無駄づかい”という批判を受け、開催直前に中止に追い込まれています」(K-POPライター)
もし、参加者の訴えた“かゆみ”がイベントで使用された水に起因するのであれば、立派な健康被害になるだろう。イベントの主催者である株式会社Birdmanにかゆみの原因や対応策について問い合わせたが、期日までに回答は得られなかった。
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