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>>352
国家が破綻状態でMLBのアカデミーが撤退していった南米でも珍しい野球が盛んなベネズエラってこんな国
野球大国ベネズエラに異変… 政治的混乱が球界に与える影響 元記者が伝える現状とは
s://full-count.jp/2019/09/19/post543308/
2018年まで同リーグの球団で働いていた関係者は、PDVSAの資金投入について
「ベネズエラでは12月に選挙が行われることが多く、国は国民の政府批判の目を
野球へ逸らすことが目的。野球で国民が抱える不満のガス抜きをしようという
意図がある」と分析する。
試合の入場料は2、3ドル。日本円でも約210~320円程度だが、これは今や
国民の平均月収とほぼ同額だという。
もはや富裕層以外は日々の生活に必死で、球場に足を運ぶことなどできない。
同時に、富裕層の多くが国外に脱出しているため、どこも球場はガラガラだという。
前出の関係者は「国民の大半はその日の食べ物に困っており、もう野球どころではない。
以前はファンが球場に足を運び、ユニホームなどのグッズを買うことでチームの
運営が成り立っていたが、もはや国からの資金援助なしにリーグは成り立たない」
と内情を明かす。選手たちは当然、表立って政府批判をすることはできず、
ある元メジャーリーガーはベネズエラの政情について発言したところ、母国に
住む家族のもとに軍人が圧力を掛けに押しかけて来たという。
リーグはテレビ中継されるが停電が多く、さらに「生中継」と謳いながらも
実際は約10秒ほどタイムラグがあり、スタンドから政府を批判するような
ヤジが飛ぶと音声が消え、音楽が流れるのだという。
国の検閲があるため、放送するテレビ局は国が定めたルールに従うしかない状況だ。
前出の関係者は「カラカスの空港では米ドル札を持っていることが見つかると 没収され、携帯もチェックされる。ベネズエラに批判的なことを書いている
メールやSNS投稿が見つかると、携帯も没収される」と明かす。
ベネズエラでは医薬品も慢性的に不足しており、入管で薬が“強奪”されることもあるという。
これが世界でも数少ない野球国の現実