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マグミクス 2/7(火) 6:10
作中の振る舞いで評価を下げた、ふたりの黄金聖闘士
よみがえった12人の黄金聖闘士が、北欧の「アスガルド」を舞台に、新たな戦いに身を投じる、アニメ『闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-』キービジュアル (C)車田正美 / 聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
1985年12月から「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートした『聖闘士星矢』(作:車田正美)は、当時の少年少女、そしてちょっと年上の女性たちの心をわしづかみにした大ヒット作となりました。
同作には数多くの人気キャラクターが登場しますが、「黄金十二宮編」に登場する、黄道十二星座を冠した黄金聖闘士(ゴールドセイント)たちは、主人公の星矢たち青銅聖闘士(ブロンズセイント)を圧倒する強さと存在感で強烈なインパクトをもたらしました。
しかし黄金聖闘士たちは一枚岩ではなく、アテナに忠誠を尽くす者や役割に忠実な者、アテナを裏切り教皇につく者など、それぞれの価値観に応じた立ち振る舞いを見せていました。結果、すさまじい強さを見せた黄金聖闘士やカリスマ性の高い黄金聖闘士の人気は高く、教皇に付いた裏切り者の人気はとてつもなく低かったのです。
そしてその人気は、読者である子供たちの日常に大きな影響を与えるようになりました。人気のない星座のもとに生まれた子供たちは、人気が高い星座のもとに生まれた子供たちにより虐げられることとなったのです。
今では「星座カースト」と言われていますが、影響を最も受けたとされるのが、「かに座」と「うお座」です。第四の宮、巨蟹宮で待ち受けていた