23/01/17 19:25:51.89 V/nwCzi69.net
1/17(火) 8:47配信 bizSPA!フレッシュ
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Netflix(ネットフリックス)の売上高が減少に転じました。2022年3Qの売上高は79億2500万ドル。2Qと比較して0.6%減少。2000年代初頭までレンタルDVDサービスを行っていたネットフリックスは、2007年に動画配信へと事業転換を図りました。見事な転身で業界トップに上り詰めましたが、早くも成長神話に暗雲が漂っています。
■ディズニーを追い抜く時期もあったが…
ネットフリックスの売上高は2018年2Qから2020年4Qまで平均5.5%の高いペースで成長していました。しかし、2021年に入って失速。平均2.6%に鈍化しています。
ネットフリックスのような新興企業にとって、売上高の伸び悩みは深刻。株価は2021年10月29日に690ドルをつけましたが、2022年6月17日に175ドルまで下がっています。2022年の年末ごろから300ドルの水準まで回復しましたが、最盛期の半分以下に留まっています。
ネットフリックスの時価総額はディズニーを追い抜き、フェイスブックやグーグル、アマゾンなどと並ぶ巨大IT企業の一角としてFANGと呼ばれた時期もありました。しかし、現在の時価総額は再びディズニーに追い越され、凋落ばかりが目立つようになりました。
■「Disney+」は猛烈な勢い
ネットフリックスの売上高が伸び悩んでいる理由は単純で、課金視聴者数が頭打ちになっているためです。苦しい状況に置かれた要因のひとつに、競合サービスの追随があります。最大のライバルになりつつあるのが、2019年11月にアメリカで配信をスタートした「Disney+(ディズニープラス)」。
ディズニープラスは後発組にもかかわらず、課金視聴者数を猛烈な勢いで獲得しました。2020年10月に1億6400万人の加入者を獲得しています。同時期のネットフリックスは2億2300万人であり、6000万人の差がついているものの、ディズニープラスは前年同期比20%増のペースで会員を獲得しています。
一方、ネットフリックスの伸び率はわずか3%……追い越されるのも時間の問題と言えます。
■コンテンツ力が強いディズニープラス
ディズニープラスでは、ディズニー作品はもちろんのこと、マーベル、ピクサー、スターウォーズなどの強力なタイトルを数多く配信しています。特に2009年12月にディズニーが買収したマーベルの人気が絶大。マーベル映画は、2010年から2019年までで公開された映画の興行収入トップ10において5作品がランクインしています。
ネットフリックスでもマーベル作品の一部を見ることはできますが、豊富なタイトルをラインナップしているディズニープラスの強さが目立ちます。マーベル作品でネットフリックスが独占配信していた大ヒットドラマ『デアデビル』は、2022年2月に独占配信契約が終了しました。ネットフリックスはシーズン3で続編の製作を打ち切りましたが、ディズニープラスがそれを引き継ぎます。ネットフリックスはまた1つ人気コンテンツを奪われた形です。
ディズニープラスが視聴者数を伸ばしている背景に、配信するコンテンツに対する安心感も挙げられます。ネットフリックスの人気コンテンツは、暴力や殺人、薬物などを扱うものが多いという特徴があります。子供や家族と一緒に観るのであれば、ディズニーやマーベル、スターウォーズシリーズが充実しているディズニープラスを選ぶ視聴者が多いのもうなずけます。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)