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2023.01.04 10:31
一般層へも普及し始めているVTuberコンテンツだが、高額な投げ銭や〝バーチャルキャバクラ〟と揶揄されるビジネスモデルなど、流行の裏で問題点も多く指摘されてきた。
実際にハマってしまったことで、実生活にも影響が出るケースはよく聞かれる。
息子がVTuberにハマり、将来を心配しているというのは、50代共働き主婦のAさん。息子の様子がおかしくなったのは、春先のことだったという。
「新卒で入った職場がブラックだった息子は、8カ月で仕事を辞め、アルバイトをしながら就職活動するフリーターになりました。
様子が変わったのは、フリーター生活が続いていた2022年3月頃のこと。息子は就活そっちのけで、毎日のように配信を視聴するようになりました」
Aさんいわく、息子は、推しの配信がある日は、夕食も家族と一緒ではなく後から1人で食べるようになったそう。
また、夫と2人で「就活でシフトに多く入れないだろうから」と善意で渡しているお小遣いも、夏頃には全額チャットにつぎ込むようになったという。
「一時は追加のお小遣いも打診されましたが、さすがにチャット代としては渡せないため、私達はこれを拒否しました。
すると、チャット代を稼ぐためか、9月頭には週3だったバイトのシフトが週6に急増したのです。少しでも稼ぎたいのか、うち3日は夜勤だったので、生活リズムも心配です。
働かないよりかはマシですが、バイトの時間で履歴書を応募したり、ハローワークに通ってほしいのが本心です…」
しかし最も驚きなのは、ここまで息子を突き動かす原動力が〝VTuberへのガチ恋〟だったという点だ。
VTuberと繋がるためにオーディションを…
「幸いにも息子とは円滑なコミュニケーションを取れているのですが、うちの子はいわゆる〝ガチ恋〟というものをしているようなんです。きっと、おしゃべりしているような感覚から、次第にVTuberに惹かれるようになったのでしょう」
この執着は、日常でも垣間見えることがあるそうで…。
「詮索するつもりはなかったのですが、食事中にスマホをテーブルに置いた時、ツイッターで『VTuberさんと繋がりたい』というハッシュタグを使っているのが目に入ってしまったんです。イラストなのか動画投稿なのか分かりませんが、とにかく、まともに就活はしていないようなのです。なぜ危機感がないのか…ガッカリしたのが正直なところです…」
そして、前職の退職から1年が経つ12月、息子は一足飛びにとんでもないことを言い出した。
「ファンという関係では我慢できなくなったのか、この枠を飛び越え、VTuber本人と繋がりたいと漏らすようになったんです。
具体的には、推しのVTuberと同じ事務所のオーディションを受けたいとのこと。でも、主人も私も人並みの稼ぎで余裕はありませんし、第二新卒ならまだ間に合うので、親として再チャレンジを支援するから、しっかりと前を向いてほしいのが夫婦の本音です。
それでも、息子は『そもそも配信者とは出会う事すら難しい』『他に出会える方法はない』とよく分からない熱弁をふるい、もはや何を考えているのか分かりません…」
恋は盲目と言うが、今回のケースもその言葉に当てはまるかもしれない。
このまま息子は非正規で働き、チャットでお金を溶かし続けてしまうのだろうか…。
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