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【映画】「パチンコは禅」世界文化賞ヴェンダース監督の日本人論「だから私は日本に帰る」 [少考さん★] - 暇つぶし2ch1:少考さん ★
22/11/13 15:44:59.46 z9NTYMEf9.net
「パチンコは禅」世界文化賞ヴェンダース監督の日本人論「だから私は日本に帰る」|FNN
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中本 尚志 2022年11月12日 土曜 午後1:20
アメリカに憧れたヴィム・ヴェンダース監督。しかし、ハリウッドのシステムに馴染めずアメリカに別れを告げ、恋した場所は日本。東京で一番好きな場所はパチンコ店だと言う。そこに禅的なつながりを感じるそうだ。
パチンコは禅、映画館であり教会でもある
ヴェンダース監督が敬愛する小津安二郎。敬愛するあまりオマージュとして作ったのが『東京画』である。小津映画の常連、笠智衆さんなどとの出会いを通じて、現代の東京の画(イメージ)に小津的なるものを投影しようと試みている。ヴェンダース監督は自身によるナレーションの中で「無、空虚が現代を支配する」と日本を評しているが、それはパチンコ店のことだと明かしてくれた。
ヴィム・ヴェンダース(以下、WW):
パチンコには中毒的に、はまっていました。実は、結構勝っていたんですよ。左右に座っているお客さんが「この外人、なんで勝っているんだ」とすごく驚いていました。
パチンコと私は禅のようにつながっているように思えました。パチンコ店は自分の抱えているストレスや社会での立場を忘れさせてくれる場所です。大音量の音楽に囲まれ普段の生活から隔離されています。そこに存在するのは自分自身と機械だけ。日常から解放されリラックスするという意味では、誰しもそういう場所が必要だと思います。
禅という言葉を使いましたが、日本に来ないと分からないことで、海外の人の目には不思議な光景ですよね。暴力的な音の洪水、点滅する光の刺激。本当にカオスです。そんな中でなぜリラックスした状態に達することができるのか。私にとっては、ある意味、神の賜物と感じたものです。
WW:
またパチンコ店は、映画館や教会に近いと思います。社会的な場所として、いつも混み合っています。人々は密に寄り添い、同じものを信じ、同じ作業をする共通の場所ですね。
今回日本に来て、気づいたのですが、パチンコ店は減っていますよね。コロナ禍でソーシャルディスタンスを守るため、お客さんが減ったせいかと思いますが。
実は何軒かパチンコ店に立ち寄ってみました。パチンコ台の機械はどれも目新しくて、取りあえず試しにやってみましたが、あまり入りませんでした。パチンコへの執着は消えたかもしれません。
戦後(太平洋戦争のこと)日本でパチンコが大流行した時代、小津は『お茶漬の味』(1952年公開 松竹作品)を世に送り出した。そして、主人公にパチンコ玉を打つことの幸福感を語らせている。それを何度も見たヴェンダース監督は小津の心に追随し、パチンコに病みつきになったのではないか(パチンコ店店主を演じるのが笠智衆さん)。
ベトナム戦争終結(1975年)後、挫折と苦悩に苛まれるアメリカが世界の盟主ではなくなった1980年代。ヴェンダース監督の興味の対象が日本にシフトした当時の心境を聞いてみた。
(略)
また監督の受賞を祝い「ヴィム・ヴェンダース 第33回高松宮殿下記念世界文化賞 受賞記念Blu-ray上映会」(主催:記念上映実行委員会)がこれから来年にかけて全国で開催予定である。

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。


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