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日刊スポーツ 9/26(月) 16:25
中日根尾昂投手（22）が10月2日広島戦（マツダスタジアム）で先発デビューする可能性が出てきた。
立浪和義監督（53）が「もしかしたらどこかで先発があるかもしれない」と示唆。残り5試合の中日はわずかながらCS進出の可能性もある。27日からのDeNA4連戦（横浜）には勝野、柳、高橋宏、小笠原がスタンバイ。Bクラス確定なら、根尾先発が現実味を帯びる。
根尾は今季途中に異例の投手転向を果たした。これまでリリーフ限定で24試合1ホールド、防御率3・81。最速154キロの直球に、落差のあるスライダーなどを武器に素質の高さを披露してきた。現役引退する福留の最終戦でもあった24日巨人戦（バンテリンドーム）で9回に6番手登板し、1回無失点。25日巨人戦から2試合連続ベンチを外れ、先発調整を始めた模様だ。この日の先発投手によるバンテリンドームでの練習には姿を見せず、1週間後の登板へ最後の「上がり」での休息日にした。
落合ヘッド兼投手コーチも根尾の起用に関しては「経験ができるところを、我慢しながら使って、場所を与えている」と、来季以降の起用法を模索しながら、1軍帯同を継続させている。広島戦は中日にとって今季最終戦。先発・根尾が閉幕投手として、マウンドに上がる可能性も出てきた。【伊東大介】
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