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- 暇つぶし2ch2:アれが始まりでした」 中山さんは中学、高校時代は吹奏楽部に所属。クラリネットを吹いていた。応援団の吹奏楽部という選択肢もあったはずだ。「決め手になったのは“人”です。体験練習で、先輩方の人間性に惹かれました。私自身には“女子で初めて”という意識はなかったです」 ■区別はしても女性だからと差別はしない とはいえ、いざ正式に入団を決めると、「初の女性」ということで受け入れる側も慎重だった。明大応援団の菅谷康徳監督も交えて、話し合いもなされたという。その中で、当時の班長はきっぱりとこう言った。「簡単に(班員として)認めるつもりはありません」 明大応援団OBで、1983年卒の菅谷監督は、中山さんとの面談を行った。「応援指導班は女性を受け入れたことがなかったので、どのような準備をして、どのような点に留意をしなければならないか、把握する必要があったのです」 当時の中山さんからは、強い意志と覚悟も感じたという。その上で「性差があるのは事実だから、着替え場所など、明確に区別をすることはある。ただし、差別はしない。練習内容を軽くするとか、制限は設けない。“女性だから出来ない”という前提で向き合うのは失礼だと考えている」と伝えた。 学生服での通学はさせない、という条件も出された。応援指導班は通学の際も学生服を着用するのが決まりだ。だが「学ラン」姿の女子は、どうしても奇異の目で見られる。中山の母親も「それだけはやめてほしい」と同様の意向を持っていた。そこで黒のジャケットを着用することになった。 ■2017年には初の女性団長が誕生 応援団は体力勝負である。野球応援の際も1回から最終回まで動き通し。応援は競技ではないが、運動量は多い。神宮球場の応援席(コロナ禍で2020年秋のリーグ戦より、応援は外野席で行われている)には屋根がないので、炎天下の日もあれば、冷たい雨にさらされる日もある。 中山さんは小学時代、空手とソフトテニスをしていた経験はあったが、中、高の6年間は文化部。入部してしばらくは、応援のための体力を養うトレーニングについていくのが精一杯だったという。 そんな駆け出しの時代から、中山さんの奮闘を知るのが、団長を務める中藤有里さん(なかとう・ゆり、4年、八王子東)だ。 「はじめは、応援指導班に女子がいるんだ!と驚きました。ですが、それ以降はあくまで1人の応援団の同期として見てきました」 吹奏楽部でテナーサックスの演奏を担当している中藤さんは、明大では2017年以来2人目となる女性団長である。野球応援では団を代表してエールの交換を行っている。そこには団長としての使命感はあるが、“どうして女性の自分がやるのだろう”という感情はないという。「その時はエールを送ることだけに集中しています」 今年は東京六大学のうち3校の応援団(応援部)の長が女性である。神宮で女性がエールを振る光景はもはや珍しくなくなっている。 (以下リンク先で)




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