21/09/24 19:18:25.36 pbWwajPb0.net
馬瓜エブリンとかいう聖人
「私は母に『どうして私は日本語をしゃべれるのに、肌や髪の毛や体は違うの?』と質問しました。すると『あなたは日本人じゃなくてガーナ人だからそれが普通なの』と母は答えました。『人と違うところを悲しむのではなく、喜びをもって最大限に生かしなさい』
“見た目の違い”を、からかわれていた子どもの頃。人と話すことが怖くなり、1人で過ごす時間が増えていきました。
「本当に嫌で、大人になったら手術しようとかいろいろ考えていた。何もしゃべらなくてはいいのではという気持ちが大きかった」
そんな時、救ってくれたのは、母・フランシスカさんの言葉でした。
「もし誰かが『あなたは黒い』と言ってきても『私はガーナ人だから黒いのよ』とニコニコと笑えばいい。その人はまた『黒い』とは言えなくなる。ニコニコして仲良くするのが1番いいといつも話している」
「すごく気持ちが楽になったというか、肩の力が抜けた感じですね。面白いことに変えて、相手が笑うから自分も笑えるという感じ」(エブリンさん 当時13歳)
”笑顔の持つ力”に気づいたエブリンさん。次第に周囲にも、その“スマイル”が広がっていきました。
「皆に優しくて平等です」「クラスのムードメーカーみたいな みんなを明るくしてくれる」(中学校の同級生 2009年)
13歳の時から目標は、バスケ日本代表
「家ではいつもボール触っています。(ボールは)友達です。生きています」
小学生から始めたバスケットボール。夢中になって練習を続けるうち、みるみる頭角を現し、この時、すでに目標は…
「日本代表選手です。日の丸を付けてプレーするのが1番の目標です」
将来性を見込まれ14歳の時、U-16の日本代表に選ばれました。
当時のエブリンさんの国籍は「ガーナ」。日本代表として国際大会に出場するため家族全員で、「日本国籍」を取得したのです。
「国を背負うことはみんなの思いが詰まった日本代表。みんなの思いを叶えるために、しっかりやらなきゃいけない」(当時14歳)