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「バウアーが語ったメジャーの“最前線“~
日本の数年先を行く現実に募る危機感」(2)
URLリンク(thedigestweb.com) 2019.12.03
こうした客観的なデータやスポーツ科学の力を使って球質の改良に努めるという
部分ではアメリカの方が進んでおり、今回はその知見を広めるためにバウアーが
招かれ、バイオメカニクスの研究者である神事氏らと熱論を交わした。
この日、バウアーは自らのボールの変化量を示された投球マップを見ながら、
現在の取り組みについてこう語った。
「カッターをもう少しストレート方向の変化に寄せたいのと、チェンジアップを
沈ませたい。なので、このオフはボールの軌道と動きを変えている。
ストレートについては、4シームのシュート成分が大きいので、もっと小さくして
ホップ成分を上げたい。そこに回転数を上げられれば、おそらく、相手のバッターは
ホップして見えるようになるんじゃないかと思っている」
日本のメディアでは回転数重視で報じられることが多いが、回転軸と回転量に
ついても、バウアーはこう持論を展開した。
「回転軸が第一にあって、回転量は次に考えること。
回転軸をキレイなバックスピンにしたいんだけど、自分の(腕の)アングルだと
スリークォーターなのでちょっと難しい。
昔は身体を一塁側に倒して投げていたから、その分腕の角度は上向きになって
きれいな回転軸で投げやすかったけど、今はまっすぐにして投げている分、
腕のアングルが変わって難しくなった。その分スライダーが投げやすくなったんだけど。
12年まではストレートとスライダー、カーブは縦系の変化のものが多かったけど、
今は、左右も使えるようになってきている」