20/10/25 18:27:17.13 CAP_USER9.net
現在のアイドルシーンの人気勢力となっているのが、
モーニング娘。’20、アンジュルム、BEYOOOOONDSらを擁するハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ系)、
乃木坂46、櫻坂46、日向坂46らが所属する坂道シリーズ、(以下、坂道系)
BiSH、BiS、豆柴の大群らが活動するWACK(以下、WACK系)だ。
地上、地下を含めて全国に数千組のアイドルが存在すると言われているなかで、高い支持率を誇っているこの三大勢力。
ただ、当然ながらそれぞれの特色は異なる。
今回はハロプロ系、坂道系、WACK系のアイドルのアプローチの仕方ついて映像面から話を広げつつ、その人気の秘密を探っていく。
同性・同年代が憧れる坂道系の世界観
あらゆるジャンルにおいてSNSやYouTubeがメインコンテンツとなり、加えて新型コロナの影響もあって、動画展開が大きな役割を担っている今の時代。
アイドルシーンでもミュージックビデオをはじめとする映像作品、ライブなどの生配信、テレビ番組の重要度は増している。
もともと映像面に比重を置いている印象があったのは坂道系だ。
早い段階から冠テレビ番組を持ち、人気芸人たちと絡むことでメンバーは思いがけないパーソナリティを浮かび上がらせてきた。
ナイーブな印象を持たれがちな櫻坂46も、番組を観ると普通の10代、20代と変わらないところを持ち合わせていると気づかされる。
MVも各グループの特色をうまく反映している。
乃木坂46の爽やかで清楚なところ、櫻坂46のクールで格好良い部分、日向坂46の何事にもポジティブな姿勢。
作品内容はいずれもそれぞれのカラーに沿っており、グループの世界観のイメージをつかみやすい。
例えば日向坂46の「ハッピーオーラ」(2018年)はどんより沈んだ気分をメンバーがガラッと変えていく元気なストーリーで、グループを象徴するMVにもなっている。
(中略)
テレビからライブ主義へ移行したハロプロ系
21世紀の日本アイドルシーンの夜明けとなったのは、間違いなくモーニング娘。をはじめとするハロプロ系の登場である。
Berryz工房、℃-ute、カントリー・ガールズ(カントリー娘。)などレジェンド級のグループを次々と輩出。
アンジュルム(スマイレージ)は結成から10年をこえ、Juice=Juice、つばきファクトリーも活躍中。BEYOOOOONDSは最注目株だ。
2000年代中盤からAKB系が台頭し、さらにももいろクローバーZ(旧・ももいろクローバー)や私立恵比寿中学などの
スタダ系(スターダストプロモーション)も追随してアイドル戦国時代が形成されたときも、モー娘。は揺るがないポジションにいた。
現在もアイドルシーンの不動のトップである。
モー娘。は映像を使ったアプローチの成功例といえる。1990年代、バラエティ番組『ASAYAN』(テレビ東京系)のなかでメンバーを選抜し、
さらに強化合宿などの模様をすべて番組内でアナウンスしていくスタイルで人気をあげていった。
ただ、時代とともに音楽番組が減少したことにより、モー娘。らハロプロ系のグループはテレビ出演に頼らず、より徹底的なライブ主義へと移行していく。
ライブでは生歌は当たり前。メンバーの歌のパートも非常に細かく担当を配分。スキルを磨き上げ、例えメンバーが入れ替わっても一切、ネガティブにならないグループ作りがなされていった。
(中略)
●2010年代を染め上げたBiS、BiSH
ハロプロ勢、AKB48グループ、坂道シリーズ、スタダ系、エイベックス系、さらにロコドルと呼ばれる地方アイドルも続々と生まれ、2010年には『TOKYO IDOL FESTIVAL』が初開催。
この頃からアイドル戦国時代と呼ばれるようになったが、お揃いの制服衣装を着た王道系、正統派系のアイドルが主流のなか、カウンター的に飛び出してきたのがBiSだ。
今さら説明するまでもないが、ロック系のサウンド、野外での全裸風なMV、過激な言動などが衝撃を与え、
研究員と呼ばれるファンの存在も含めてアイドル界に熱風を巻き起こした。楽曲面は、ロック系グループが乱立するほどフォロワーを生んだ。
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