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【新型コロナ】志村さん訃報で広がる中国非難の中、厚労省の「悪いのは人でなくウイルス」は正しいのか 04/05 【武漢肺炎】
志村けんさんの訃報を受けて中国を非難するコメントが多い中、厚労省の「悪いのは人でなくウイルス」発言が引用されている。
それは正しいのか?中国の庶民は悪くないにせよ、習近平の罪を見逃すことはできない。
中略
■中国のネットユーザーが、中国当局への怒りを表した言葉だ。
李文亮の死を受け止め切れず、悲しみのどん底に追いやられた中国の庶民が、「中国当局が李文亮を殺した」と怒りを爆発させたのだ。
言論を封殺したのは武漢市長や書記などの幹部だったが、しかし幹部がそうしなければならないのは 習近平の顔色を窺っているからであり、一党支配体制が強制する言論弾圧により思考力も判断力も麻痺しているからだ。
中国の至るところに武漢と同じ幹部がいる。これは一党支配体制と言論弾圧が招いた結果なのである。
李文亮医師の警鐘に耳を傾けていれば、新型コロナウイルスは絶対にここまで広がってはいない。
責任は誰にあるのか、明確だろう。
WHOに緊急事態宣言を出させないようにした習近平
1月31日付けコラム<習近平とWHO事務局長の「仲」が人類に危機をもたらす>や1月27日付けコラム<「空白の8時間」は何を意味するのか?─習近平の保身が招くパンデミック>でも述べたように、
習近平はWHOが1月23日に出そうとしていた緊急事態宣言を出させないように必死で画策した。
もし1月23日にWHOのテドロス事務局長が緊急事態宣言を出していたら、あるいはせめて、1月30日に緊急事態宣言を出す際に
「但し、中国への渡航と貿易を禁止しない」などという条件を付けて緊急事態宣言を骨抜きにするようなことをしていなければ、いま人類はここまでの危機に追い込まれて苦しむこともなかっただろう。
人類を滅亡の危機にまで追い込んでいるのは習近平の保身であり、WHOのテドロス事務局長の習近平への忖度だ。
コロナ禍は「人災」なのである。