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10/22(木) 13:30
スポーツ報知
坂東巳之助＆中村児太郎、市川海老蔵の存在感を絶賛「劇場の支配力がすさまじい」
博多座公演の抱負を語った坂東巳之助（右）と中村児太郎
歌舞伎俳優の坂東巳之助（３１）が２２日、都内で「十一月博多座 市川海老蔵特別公演」（福岡・博多座、１１月１１日～２５日）の取材会に中村児太郎（２６）と出席した。
市川團十郎家に伝わる「歌舞伎十八番」の中でも特に名作とされる「勧進帳」をはじめ、昼２演目、夜４演目を上演する。巳之助は昼の部の「流星」、夜の部の「茶壺」「お祭り」に、児太郎は昼の部の「勧進帳」、夜の部の「羽衣」「お祭り」に出演する。市川海老蔵（４２）を筆頭に、市川右團次（５６）、市川九團次（４８）らも出演する。
巳之助は海老蔵の魅力にについて「圧倒的な華、大きさ、おおらかさ、オーラがある。それでいて普段は紳士さ、繊細さもある」と説明。女形として妻役に起用されることの多い児太郎も「舞台上で妻をめちゃくちゃ大事にしてくれる。劇場の支配力がすさまじい。その方を一番近くで見られるのは幸せなこと」と絶賛した。
巳之助は「海老蔵のお兄さんに声をかけていただいて、ありがたい。充実した時間にして、お気持ちに応えたい」と抱負を語り、児太郎も「『勧進帳』は緊張して鳥肌が立つ。どれだけ、このチャンスを生かせるのか、頑張りたい」と意欲を見せた。今年２月にも博多座で海老蔵の公演が行われていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で２月２７日の昼の部を最後に中止となっていた。
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