20/10/17 20:47:36.89 +bmsc8+o0.net
『SLAM DUNK(スラムダンク)』にはいくつもの強豪(キョーゴー)チームが登場(トージョー)するが、その中(ナカ)でもやはり特
別(トクベツ)な存在(ソンザイ)感(カン)を放っ(ハナッ)ているのは海南大附属高校(カイナンダイフゾクコウコー)だろう。湘北高校(
ショウホクコウコー)がある神奈川県(カナガワケン)の絶対王者(ゼッタイオージャ)で、作中(サクチュー)中盤(チューバン)までのボス
キャラ的(テキ)な存在(ソンザイ)である。インターハイ本戦(ホンセン)に進ん(ススン)でからは山王(サンノー)工業高校(コーギョー
コウコー)のインパクトに押さ(オサ)れる形(カタチ)となってしまったが、湘北高校(ショウホクコウコー)が山王(サンノー)工業(コー
ギョー)に対して(ニタイシテ)ジャイアントキリングを起こし(オコシ)たインターハイ、海南(カイナン)はなんと全国2位の成績(セイセ
キ)を残し(ノコシ)ていた優勝(ユーショー)校(コー)が不明(フメイ)なのはファンの皆さん(ミナサン)ならご存知(ゴゾンジ)の通り
(トーリ)。今回(コンカイ)はその海南(カイナン)の強(ツヨ)さの秘密(ヒミツ)を対(タイ)陵南高校(リョーナンコウコー)戦(セン
)をサンプルに分析(ブンセキ)してみたいと思う(オモウ)。■海南(カイナン)には3(サン)ポインターが二(ニ)人(ニン)いる海南(
カイナン)のスタメンは不動(フドー)のメンバーだ。王者(オージャ)・海南(カイナン)を牽引(ケンイン)する超高校級(チョーコーコー
キュー)プレーヤーの牧(マキ)をポイントガードに据え(スエ)、センターには派手(ハデ)さはないが堅実(ケンジツ)でバランスの良い(
ヨイ)技巧(ギコー)派(ハ)の高砂(タカサゴ)、シューティングガードに驚異の3(サン)ポイント成功率(セイコーリツ)を誇る(ホコル
)シューターの神(カミ)、スモールフォワードに抜群(バツグン)の身体(シンタイ)能力(ノーリョク)を備え(ソナエ)た期待(キタイ)
の新人(シンジン)清田(キヨタ)、そしてフォワードに武藤(ムトー)、そう武藤(ムトー)である。対する(タイスル)陵南(リョーナン)
は天才(テンサイ)、仙道(センドー)をいつものフォワードからポイントガードに配置(ハイチ)する陣容(ジンヨー)で勝負(ショーブ)に
臨ん(ノゾン)だ。海南(カイナン)の監督(カントク)、高頭(タカトー)はその一手(イッテ)を奇策(キサク)と切っ(キッ)て捨て(ス
テ)たが、陵南(リョーナン)の田岡(タオカ)にとってはずっと念頭(ネントー)にあったベストプランで、福田(フクダ)の復帰(フッキ)
によりようやくそれをお披露目(オヒロメ)することができたにすぎなかった。それを証明(ショーメイ)するかのように試合(シアイ)序盤(
ジョバン)は田岡(タオカ)のプラン通り(ドーリ)、仙道(センドー)のゲームメイク力(リョク)と、福田(フクダ)の無理やり(ムリヤリ
)でもリングにねじ込む(ネジコム)得点力(トクテンリョク)で海南(カイナン)からリードを奪う(ウバウ)ことに成功(セイコー)する。
しかし、ペースを握られても動じる(ドージル)ことがないのが海南(カイナン)の強(ツヨ)さである。もちろん、日頃(ヒゴロ)の練習(レ
ンシュー)量(リョウ)、これまでの経験(ケイケン)からくる自信(ジシン)もあるのだろうが、そこまで「自分たち(ジブンタチ)の力(チ
カラ)に自信(ジシン)を持てる(モテル)」というおそらく劇(ゲキ)中海(ナカウミ)南(ミナミ)しか持っ(モッ)ていないストロングポ
イントが、陵南(リョーナン)を徐々に(ジョジョニ)追い詰め(オイツメ)ていくことになる。そして海南(カイナン)の最大(サイダイ)の
強み(ツヨミ)、それは3(サン)ポインターが二(ニ)人(ニン)いることである。